レガスピ・ゴルフダイアリー 2025年9月18日 木曜日




最近、週に一度のペースで、平日の昼間にマヨン山麓のゴルフ場で一人、ハーフラウンドをしています。

ショートホールを除く各ホールでは、1打目を2本のドライバーで打ち比べ、そのうち良い方のボールでプレーする練習を続けています。今日はヤマハ RMX 220とテーラーメイド バーナー 860を試しました。

エースドライバーにしたいのは、史上2番目に慣性モーメントが大きいRMX 220なのですが、なかなか安定してくれません。一方、反発係数規制前のクラブであるバーナー 860の方が、ベストボールになることが多く、その飛びに驚かされます。メーカーは反発係数を公表していませんが、2008年からのルールには適合していないため、公式戦では使えません。

この練習を通じて、道具の特性を深く理解し、自分のスイングを磨いていきたいです。

Google Geminiに以下を問い合わせたら、以下の回答が来ました。

テーラーメイド・バーナー・860とヤマハ・RMX・220を打ち比べるとテーラーメイド・バーナー・860の方が飛びます。なぜでしょうか?

お客様のご質問、大変興味深いですね。「テーラーメイド・バーナー・860」と「ヤマハ・RMX・220」を打ち比べると、「バーナー・860」の方が飛ぶ、という感覚は、多くのゴルファーが経験する現象であり、その背景にはいくつかの明確な理由が存在します。

結論から言うと、バーナー・860が「高反発」モデルである可能性が高く、ルール適合クラブであるRMX・220よりも飛ぶのは、設計上の特性によるものです。

詳しく解説します。

1. テーラーメイド・バーナー・860の特性

バーナー・860は、2004年頃に発売されたモデルです。この時代は、まだゴルフ用具のルール、特に反発係数(COR)の規制が現在ほど厳格ではなかった時期に作られたクラブが多く存在します。

  • 高反発設計の可能性: バーナー・860には、当時流行していた「高反発」モデルが存在します。高反発クラブは、フェースが非常に薄く設計されており、ボールが当たった瞬間に大きくたわみ、その復元力でボールを強く弾き出します。これにより、ルール適合クラブよりも大きなボール初速を得ることができ、結果として飛距離が伸びます。

  • 打感と音: 高反発クラブは、特有の金属的で高い打音を伴うことが多いです。この音と、実際にボールが強く弾かれる感覚が、ゴルファーに「飛んでいる」という印象を強く与えます。

2. ヤマハ・RMX・220の特性

一方、ヤマハ・RMX・220は、2020年に発売された比較的新しいモデルです。このクラブは、現在のR&AやUSGAのルールに厳密に準拠して作られています。

  • ルール適合の設計: RMX・220は、反発係数の上限である「COR 0.830」に限りなく近づけつつ、それを超えないように設計されています。飛距離性能だけでなく、安定性や寛容性を高めるための技術(「BOOSTRING」など)が多数盛り込まれています。

  • 寛容性の高さ: RMX・220は、ヘッド体積がルール最大級の460ccであり、慣性モーメントを大きくすることで、芯を外した時の飛距離ロスや曲がりを最小限に抑えることを目指しています。

3. なぜバーナー・860の方が飛ぶのか?

これらの特性を踏まえると、打ち比べた際にバーナー・860の方が飛ぶと感じる理由は以下の通りです。

  • 反発性能の違い: 高反発モデルであるバーナー・860が、ルール適合のRMX・220よりもボール初速を出しやすい。この一点が、飛距離の差として最も顕著に現れます。

  • 芯に当たった時の飛び: バーナー・860は、スイートスポットが狭いものの、そこにクリーンに当たった時のパフォーマンスは非常に高いです。お客様がその「最高の一打」を経験したことで、飛距離の印象が強く残った可能性があります。

  • 個人のスイングとの相性: 古いモデルであるバーナー・860のヘッドやシャフトの特性が、お客様のスイングタイプにたまたま非常にマッチしていることも考えられます。

まとめ

お客様が「テーラーメイド・バーナー・860の方が飛ぶ」と感じるのは、ルールに準拠していない「高反発」モデルの特性が主な原因であると考えられます。

RMX・220は、最新のテクノロジーを駆使して「ミスに強く、安定して飛ばせる」ことを追求した、現在のゴルフ界の主流となるクラブです。一方、バーナー・860は、ルールに縛られずに「一発の最大飛距離」を追い求めた時代の遺産と言えます。

飛距離を求めるのであれば、高反発ドライバーが魅力的ですが、公式競技では使用できないため、用途に合わせてクラブを使い分ける必要があります。


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